ガイド · 約7分 · 2026-07-10
SPLトークン配布用の受取先CSVを準備する方法
受取先ファイルは単なる表ではなく実行データです。address,amount形式を守り、重複、小数精度、合計を署名前に確認します。
- CSV
- SPLトークン
- エアドロップ
- 受取先検証
受取先ファイルを実行契約として扱う
各行は、どのウォレットへいくつ送るかを送信処理へ伝えます。書式ミスは処理を止めますが、書式が正しく内容が間違っている行は、誤配布につながります。
現在のMultiSender Suiteでは、ヘッダーを付けず、1行に1件をaddress,amountの順で記述します。
- 1列目は受取先ウォレットアドレス
- 2列目は人が読めるトークン数量
- 区切りはカンマ1個
- 1行に1受取先
- 秘密鍵、Recovery Phrase、氏名、メールを入れない
数量は通常の小数表記にする
数量は1、0.5、125.25のような小数文字列で記述します。小数部分の桁数は選択したトークンのdecimalsを超えてはいけません。
桁区切り、通貨記号、数式、指数表記は避けます。表計算ソフトが長いアドレスや数値を書き換えることがあるため、書き出した最終テキストを確認してください。
取り込み前に重複を解消する
同じウォレットが複数ある場合、追加配布なのか誤った重複なのかをツールだけで判断することはできません。取り込み前に運用ルールを決めます。
アドレスを正規化して重複をまとめ、数量を合算するか、複数行を残す理由を記録します。
- アドレス前後の空白を除去
- 正規化後に完全一致で比較
- 重複を統合するか残すか決定
- 統合後に合計を再計算
- レビュー済み元ファイルを保存
選択したトークンで検証する
数量の正しさはトークンのdecimalsで変わるため、正しいchainとtokenを選択してから準備完了と判断します。MultiSender Suiteは選択したトークン設定で数量精度を検査し、有効件数と合計を表示します。
アドレスも別途確認し、対象ネットワークの受取先であること、最初のテスト先を自分で確認できることを確かめます。
最終チェックリスト
取り込み前にレビュー済み版を保存し、送信中に元データを編集しません。変更時は新しい版を作り、合計を再確認します。
- ヘッダーなし
- 空でない各行はaddress,amountのみ
- 説明のない重複なし
- decimalsを超える数量なし
- 件数と合計を確認
- 少量テスト用リストを準備
- 秘密情報や個人情報なし